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-グローバル人材の座談会-

多様なバックボーンを持つ私たちが、
いきいきと働ける職場

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アドテックエンジニアリングには国籍を問わず、誰もが等しく活躍できる環境があります。
日本での生活や職場について、長岡事業所で働く3人のグローバル人材に聞いてみました。

メンバー紹介

C.Pさん 写真

ADP露光装置本部
プロセス開発部

C.Pさん

2018年入社
韓国出身

T.Xさん 写真

開発センター
開発部

T.Xさん

2020年入社
ベトナム出身

P.Dさん 写真

開発センター
開発部

P.Dさん

2020年入社
ベトナム出身

アドテックエンジニアリングに入社した理由

P.Dアニメなどを通して日本文化に関心を持つようになり、大学では日本語の授業を選択しました。勉強するうちに、本で読む日本語と、動画サイトで見聞きする話し言葉の日本語が違うのはなぜだろう?という疑問が大きくなって、「日本の企業に就職すれば、日本語や日本文化の理解がもっと深まるのでは」と考えるようになりました。アドテックエンジニアリングは大学卒業後に通っていた日本語学校で紹介を受け、露光装置のトップメーカーと知って興味がわきましたし、大学時代に専攻していた情報システムの知識が活かせるとも思い、入社を志望しました。

T.X私は特別こだわりがあるわけではなかったのですが(笑)、将来は先進国で働きたいという希望がありました。日本はグローバル人材のニーズが高く、また大学では電子制御を学んでいたので、当社の製品や職種ともに、最も自分の専門を活かせる分野だと考えました。

C.P私は大学の専攻がロボット工学で、日本の大学院に留学して博士号を取得しました。その後、大学の先生が紹介してくれた会社に就職し、エンジニアとして10年ほど働いていたのですが、その会社の露光機事業が当社に承継されたため、前社の設計部全員で長岡にやってきた形です。アドテックエンジニアリングはトップクラスの販売台数を誇っていたので、むしろ活躍の場が広がるチャンスだと感じました。

長岡での暮らしは…?

T.X長岡に住み始めてまず感じたのは景色の美しさ、そしてゴミがほとんどないことに驚きました。ただ、雪が多いのにはやや苦労しています。大雪が降るとバスが動かなくなることもあるので、昨年運転免許を取得して車を購入しました。

P.D私とT.Xさんは社員寮で生活しているのですが、入寮したてのころに換気扇を回さず魚を焼いていたら、火災報知器が鳴って大騒ぎになったことがあります(笑)。他の寮生が会社に連絡して、すぐに対応してもらったので事なきを得たものの、最後まで何が起こっているのか気づきませんでした…。日本語にはかなり慣れましたが、もっと勉強が必要ですね。

T.X家族や友達と離れている分、やはり寂しさはあります。しかし寮にはベトナム出身者が4人いるので、長いお休みのときなどに皆で故郷の料理を作って楽しんでいます。また、会社のバドミントンクラブに参加するようになってからは社内コミュニケーションも増え、生活が楽しくなりました。長岡事業所がある三島地域で毎年開催されている「越後みしま竹あかり街道」という里山保全のイベントには、私たちベトナム人寮生もボランティアとして準備段階から参加していて、地域の方や大学生と交流を深めています。

C.P私は神奈川県から家族と長岡に移ってきたのですが、何よりいいなと思うのは子育て面ですね。自然が豊かで、子どもたちと一緒にのびのびとキャンプや登山が楽しめます。先週も家族で三条市の八木ヶ鼻というキャンプ場に出かけ、リフレッシュしてきました。

働く環境と今後の目標

P.D上司も同僚も優しく、何を聞いても親切に答えてくれます。私は露光装置を制御するソフトウェアの設計開発に携わっているのですが、集中して取り組める環境があり、ソフトの構成やシステム上の動作に関する理解が日に日に深まっている手応えを感じています。現在、私が担当しているのは膨大なソフトのごく一部なので、今後はその範囲を広げられるようチャレンジしたいです。

T.X職場は上下関係を感じさせないフラットさがあり、業務について上司に相談する際も親身に考えてくれます。私はPLCと呼ばれる制御装置のソフト設計を担当しているのですが、設計に関する外部セミナーを受講する機会や、専門以外の分野についても幅広く勉強できる環境があるので、さらに研鑽を積んで、成長につなげていきたいです。

C.P売上の8割が海外とあって、世界を相手に仕事ができるのは大きな魅力ですし、母国語や英語を話せるという特性が仕事上のアドバンテージにもなります。エンジニアがその国の言葉で説明することによって、お客様に心から納得していただけますから。
現在、アドテックエンジニアリングは微細回路の形成技術で米国企業と協業し、次世代の機械を市場に投入しています。これは私たちにとって新しい挑戦で、新分野においても世界トップシェアが獲得できるよう、日々奔走しているところです。かなりスケールの大きな目標にはなりますが、ぜひ叶えたいですね。